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論文

カルシウムイオン濃度が異なる水中に保存した岩石での鉱物析出

奈良 禎太*; 桑谷 隆太*; 河野 勝宣*; 佐藤 稔紀; 柏谷 公希*

材料, 67(7), p.730 - 737, 2018/07

岩盤中のき裂の閉塞を考えることは、放射性廃棄物地層処分を考える上で有意義である。そこで本研究では、カルシウム分を含む水中環境に1ヶ月保存した岩石表面に鉱物が析出するかどうかを調べることとした。特に、カルシウムイオン濃度の異なる環境下に岩石を保存した場合、岩石表面への鉱物析出がどのように異なるかについて調べた。その結果、鉱物の析出が確認でき、その析出量は水中のカルシウムイオン濃度に依存することが分かった。また、花崗岩に比べて砂岩ではより多くの鉱物析出が起こることも示された。本研究の結果より、鉱物の析出による岩石内のき裂修復の可能性が示されたと考えられる。

論文

イオン照射したステンレス鋼腐食挙動の原子間力顕微鏡による評価

根本 義之; 三輪 幸夫; 辻 宏和; 塚田 隆

第12回MAGDAコンファレンス(大分)講演論文集, p.191 - 196, 2003/00

現在、軽水炉の高経年化との関連において重要な検討課題とされているオーステナイト・ステンレス鋼の照射誘起応力腐食割れ(IASCC: Irradiation Assisted Stress Corrosion Cracking)の基礎的な研究のため、照射材における腐食挙動の評価方法の開発及び解析を行った。イオン照射を適用し、照射温度,照射損傷量,ヘリウム(He)注入量を変化させて照射を行った。照射材の腐食挙動の評価には原子間力顕微鏡(AFM: Atomic Force Microscope)を適用し、その評価のために最適な腐食条件などについて検討した。その結果、照射材の腐食挙動の評価方法を開発し、粒界及び粒内の腐食挙動について評価を行った。方位像顕微鏡(EBSP: Electron Backscatter Diffraction Pattern)による観察結果との組合せにより、粒界性格と腐食挙動の相関について検討した。また照射条件と腐食挙動の相関について検討した。

論文

In-situ observation of bubble formation in superconducting YBa$$_{2}$$Cu$$_{3}$$O$$_{7-delta}$$ during He-ion irradiation in an electron microscope

前田 裕司; 古野 茂実; 北條 喜一; 大津 仁; 渡辺 光男

Journal of Nuclear Materials, 179-181, p.1003 - 1006, 1991/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Materials Science, Multidisciplinary)

超電導材は核融合炉材料の一つとして、その照射効果が重要であるが、最近発見された高温超電導体についてもまた、その利用及び照射効果の研究の重要性が増している。本報告は電子顕微鏡内でHeイオン照射した高温超電導体中のHeバブルの形成及びその成長過程を動的に観察して照射損傷機構を調べた。実験はイオン照射装置を電子顕微鏡内に取り付けて、照射損傷過程を動的に観察可能にした装置を使用して、YBa$$_{2}$$Cu$$_{3}$$O$$_{7-delta}$$の試料をHeイオン照射した。小さなバブルは10$$^{16}$$ ions/cm$$^{2}$$の照射量で観察された。3$$times$$10$$^{17}$$ ions/cm$$^{2}$$では大きく成長したバブルは潰れて、更にそのあとにまた新しい小さなバブルが形成された。粒界内には優先的にバブルの形成が観察された。エネルギー・ロス・アナライザーを使用して、損傷機構及びバブルの形成、成長過程等を関連づけて実験を進めており、これらを報告する。

論文

Rippled pattern of image in HVEM irradiated nickel

佐々木 茂美; 實川 資朗; 岩田 忠夫; 菱沼 章道

Japanese Journal of Applied Physics, 25(12), p.L964 - L966, 1986/12

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Physics, Applied)

照射によって金属中に導入される点欠陥集合体の形成のメカニズムを知ることを目的として、ニッケルの電子線照射を超高圧電子顕微鏡を用いて行なった。その結果、420kの温度での照射で、これまでに見出されている格子間原子型転位ループおよびその近傍に生ずる積層欠陥四面体とは独立に、新たな変調構造が見出された。この変調構造は観察に用いた反射ベクトル(〔200〕反射)にほぼ直角でおよそ50ナノメートル間隔の縞模様から成っている。簡単な考察から、この縞模様は原子置換衝突によって電子入射面近傍に生じた原子空孔過剰層に数十ナノメートルの間隔で形成された小さな原子空孔型転位ループに由来することが推論される。

論文

Radiation induced debonding of matrix-filler interface in organic composite materials

宇田川 昂; 河西 俊一; 江草 茂則; 萩原 幸

Journal of Materials Science Letters, 3, p.68 - 70, 1984/00

 被引用回数:8 パーセンタイル:50.31(Materials Science, Multidisciplinary)

放射線環境下での電気絶縁材料、構造材料として有機複合材料が注目されているが、その放射線劣化機構はまだ確立されていない。この報告は耐放射線性の優れた有機複合材料を得る第一歩として、室温における20,000Mradまでの放射線劣化挙動を3点曲げ試験、電子顕微鏡観察で考察したものである。複合材料は4種類(Glass/Epoxy、Carbon/Epoxy、Glass/Polyimide、Carbon/Polyimide)を用い、照射は3MeVの電子加速器で行った。Glass/Epoxyでは3,000Mrad、Carbon/Polyimideでは、5,000Mradを超えると曲げ強度が急激に低下した。これらの現象は同時に、破壊が繊維切断から界面の劣化による樹脂と繊維のせん断破壊に変化することが破断面の電子顕微鏡観察から確認された。Carbon/Epoxyでは、5,000Mrad以上でEpoxyが低下しているにもかかわらず、急激な強度の劣化は見られなかった。これらの結果から、界面の劣化が有機複合材料の曲げ強度を支配することを明らかにした。

論文

Identification of small point defect clusters by high resolution electron microscopy

西田 雄彦; 出井 数彦

Point Defects and Defect Interactions in Metals, p.705 - 707, 1982/00

アルミニウム金属結晶中における、小さな点欠陥クラスタ(格子間原子ループや空孔ループ、ボイドなど)の多波格子像が、マルチ・スライス理論により、種々の結像条件のもとで計算された。その解析結果から、これらの欠陥の微細構造同定に関する情報は、高い加速電圧(500KV)でのschezer焦点外れ条件の像で、多く得られることが明らかになった。

論文

Electron optical conditions for the formation of structure images of silicon oriented in (110)

西田 雄彦

Japanese Journal of Applied Physics, 19(5), p.799 - 806, 1980/00

 被引用回数:3 パーセンタイル:20.69(Physics, Applied)

多重スライス理論による電子顕微鏡像の計算に基いて(110)面上のシリコン結晶の高分解能構造像解析を行った。パラメータとして、結晶の厚さ,焦点外れ,対物レンズの絞りの大きさ,色収差や結晶方位の微小な傾き角を考慮し、像形成のための条件を検討した。その結果、最適像を得るには結晶の最適な厚さが存在し、又そこでは、最適な焦点外れ領域が周期的に現われることが分った。更に色収差や結晶の傾きの影響に対する許容範囲を検討した。

報告書

NSRR実験におけるUO$$_{2}$$-ジルカロイ反応

塩沢 周策; 斎藤 伸三; 柳原 敏

JAERI-M 8267, 22 Pages, 1979/06

JAERI-M-8267.pdf:1.48MB

本報告は、反応度事故条件下でのUO$$_{2}$$ペレットとジルカロイ-4の化学反応について記述したもので、NSRR実験における照射後燃料の光学顕微鏡観察および電子線マイクロプローブ分析器による元素分析を行った結果についてまとめたものである。燃料が破損するしきい値以上では、UO$$_{2}$$-とジルカロイの熱力的不安定性のため、UO$$_{2}$$の一部がジルカロイによって還元され、その結果、ペレットと被覆管の境界部にいくつかのUO$$_{2}$$-ジルカロイ反応相が形成される。この形成される相に関して元素分析を行った結果、炉外実験や炉内PCM実験の結果と非常に良い一致を示した。また、脆性クラックにより破損したいかなる燃料にも存在するペレットと被覆管との強い結合は、このUO$$_{2}$$-ジルカロイ反応によるものと結論できる。この結合は冷却時の被覆管の熱収縮を阻止すると考えられ、脆性クラックによる燃料破損にとって重要な因子の一つとなっている。

論文

Crystal structure images of silicon at some elevated voltages

西田 雄彦; 出井 数彦; 古野 茂実; 大津 仁; 桑原 茂也*

Proc.5th Int.Conf.on High Voltage Electron Microscopy, p.301 - 304, 1977/08

近年、結晶格子の電顕による直接観察がいくつか報告されているが、我々のグループでも昨年シリコン結晶の高分解能の格子像の撮影に成功した。この報告では、マルチスライス近似によって、$$<$$110$$>$$方向入射の場合の高分解能シリコン格子像を得る最適条件を検討する。サーベイ計算は結晶の厚さ、対物レンズの絞り、焦点外れについて行われ、観察像(100KV)と比較された。更により高いエネルギー(500,1000KV)の場合の最適な観察条件について議論する。

論文

Microstructure of vapor-deposited ZrC-C alloy

福田 幸朔; 井川 勝市; 小林 紀昭; 岩本 多實

Journal of Nuclear Materials, 56(2), p.243 - 245, 1975/02

 被引用回数:5

気相蒸着Z$$gamma$$C-C合金の微細組織が走査型電子顕微鏡で観察された。観察に使用されたZ$$gamma$$C-C合金は、JMTR照射のためにBISO型被覆燃料粒子に流動蒸着されたもので、成分の異なった三つの試料である。これらの試料の成分(C/Z$$gamma$$)は1.2,1.3、および1.5である。観察でみられた組織は、いずれの試料とも帯状組織を示した。この帯状組織は低温で気相蒸着したSiCのものとよく似ていた。しかし成分が1.5の試料は帯状組織以外に、帯状組織のない相もみられた。この試料は、2000$$^{circ}$$Cで30分熱処理され、その後の組織が観察された。熱処理後の組織では、帯が完全に消え、再結晶が起こっていた。同じ条件で熱処理されたSiCの場合と比較すると、Z$$gamma$$C-Cの場合は熱処理による結晶成長はあまり顕著でなかった。

報告書

MSCOPE-I; 結晶格子欠陥・電子顕微鏡像解析プログラム・システム

西田 雄彦; 出井 数彦

JAERI-M 5441, 66 Pages, 1973/11

JAERI-M-5441.pdf:1.57MB

電子回折動力学理論による多波近似で、格子欠陥をもつ結晶の電顕像の計算をすると共に、効率よく計算結果のデータ処理を行うプログラム・システムを開発した。マトリックス法で固有値問題を数値的に解くことによって、完全結晶や格子欠陥(球対称歪みや積層欠陥など)をもつ結晶内部での各電子波の強度分布(波の進行方向に沿った分布と結晶下面での分布をプロッター表示する)や明暗像のシミュレーションをすることが出来る。又、ビームの入射条件を変えた時の分散面や吸収係数、励起振巾の変化もオプションとして求められる。プログラム・システムの構造はモジュール化され、将来にわたって種々の改良や発展を必要に応じて速かに組込めるように考慮されている。

論文

Change in the oxygen snoek damping and transmission electron microscope observations of neutron-irradiated vanadium

衛藤 基邦; 深谷 清; 白石 健介

Journal of Nuclear Materials, 48(3), p.365 - 368, 1973/03

 被引用回数:7

中性子照射したバナジウムの酸素スネークピークと下降伏応力を測定し、電顕観察の結果と比較することによって照射硬化および照射後焼なまし硬化における酸素あるいは照射欠陥の役割を明らかにすることを試みた。照射はJRR-2の垂直実験孔で行ない、照射温度は60~70$$^{circ}$$Cで照射量は2$$times$$10$$^{1}$$$$^{7}$$n/cm$$^{2}$$(≧/MeV)であった。200$$^{circ}$$Cまでの照射後焼なましによってスネークピークは減少し、その減少量は照射前のピークが高いほど、すなわち酸素濃度が大きいほど大きいことが判明した。250$$^{circ}$$C以上の焼なましによってスネークピークは照射前の値に回復していき、450$$^{circ}$$C、30分の焼なましによって完全に元の値に戻った。電顕観察の結果、200$$^{circ}$$C以下では照射欠陥クラスターへの酸素の移動によるトラップ、250$$^{circ}$$C以上でクラスターからの酸素の解離と欠陥消滅という機構によってこれらの現象が説明されうることが明らかになった。

論文

Dislocation Loops Formed in Aluminum in a High Voltage Electron Microscope

白石 健介; 菱沼 章道; 片野 吉男; タオカタダミ*

Journal of the Physical Society of Japan, 30, 295 Pages, 1971/00

 被引用回数:15

抄録なし

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